前でも後ろでも着れるワンピース
マリメッコはどの部分で布を裁っても素敵なんですね。けれどそこが私の悩みになりました。
前身頃と後ろ身頃をどっちにするか、決められないのです。
両方とも前で着たい
一粒で二度味わいたい
じゃあいっそ、前身頃2枚で作ろうと決めました。
私の体型は胸が小さく、細めのMサイズです。身長は158センチ。
原型の型紙(市販)を補正しました。袖ぐりの脇の部分を7センチ下に下げました。
袖ぐりの見た目は、ジャンパースカートかチュニックの感じです。
こうすると前身頃2枚で合わせて作っても、脱ぎ着しやすくなります。
袖ぐりがゆったりなので、体型をそれほど選びません。
着ていて快適で、安心感があります。
襟ぐりはボートネックを選びました。
ボートネックはマリメッコの大胆なデザインによく合い、顔の形や年齢を問わずわりと誰にでも似合います。
どんなワンピースを作るかで迷ったら、ボートネックワンピースを一度作って見て下さいね。私がそうなんですが、ハマりますよ。
後ろの襟ぐりもボートネックになりますが、それほどおかしくは見えません。
私は冬にカーディガンを羽織るので、後ろの襟ぐりは見えなくなります。
なのでほとんど気にしてません。
- 前でも後ろでも着れるワンピース
- Rosarium(ロサリウム)/ローズガーデン
- May Me 伊藤みちよさん
- 見返しを作る
- 肩を縫って、見返しをつける
- 脇を縫って、袖ぐりを始末する
- 裾を始末する
- 襟元の見え方は大事
- 洋服作りとスタバラテ
Rosarium(ロサリウム)/ローズガーデン
マリメッコ2018年秋コレクションのコットンファブリックです。
咲き乱れるバラが描かれたロサリウム(ローズガーデン)です。
ローズガーデンが満開の時期を迎えました。
そしてまもなく花びらが散り始めようとしています。
その薔薇の様子をイメージしてプリントされました。
ロサリウムのデザイナーAino-Maija-Metsola(アイノ・マイヤ・メッツォラ)の家の前に咲いている、ハマナスの花が特に多く描かれています。
May Me 伊藤みちよさん
2016年発行の「大人のワンピースとチュニック」で、ボートネックワンピースの型紙を使いました。
May Meさんの本の洋服は作りやすいので、愛用しています。
見返しを作る
前見返し2枚に接着芯を貼ります。
前・後ろとも前身頃の型紙で裁断するので、見返しも前見返しを使います。
マリメッコのコットン生地はハリがあるので、接着芯は貼らなくても大丈夫です。
私が貼るのは本に書いてあるからなのと、一番薄いニット用接着芯を使用しているからです。
前に洋服用普通接着芯を貼ったら、固くごわついた感触に襟元が仕上がりました。
失敗です。以来ニット用の一番薄いのを使ってます。
そのくらいマリメッコのコットンはハリが強く、しっかりしているのです。
むしろ接着芯はいらないかもと思っています。
前見返し2枚を中表にして縫い、縫い代を割ります。
外回りにジグザグミシンをかけます。
肩を縫って、見返しをつける
肩の縫い代にジグザグミシンをかけます。見頃2枚を中表に合わせて、肩を縫います。
アイロンで縫い代を割ります。
見頃と見返しを中表に合わせて、1センチのところを縫います。
縫い代に切り込みを入れます。
見返しを表に返しアイロンで整えて、襟ぐりの3センチをひと回り縫います。
脇を縫って、袖ぐりを始末する
見頃2枚を中表に合わせます。脇を縫い代1センチで裾まで縫います。
脇の縫い代に2枚一緒で、ジグザグミシンをかけます。
袖ぐりとバイアス布を中表にして縫います。袖ぐりの縫い代に切り込みをいれます。
バイアス布を裏側に倒してアイロンで整えて、一周り縫います。
裾を始末する
1センチ折って3センチ幅の三つ折りにして、ミシンをかけます。
襟元の見え方は大事
1枚目はピンク色のバラが襟元に来るように布を裁ちました。
2枚目は葉っぱが襟元に近くに来るようにしてみました。
洋服作りとスタバラテ
2018 11/30のスターバックスラテ
手芸の良い所は自分で作ったものを、使う楽しさがあることですよね。
ワンピースが出来上がったら、外にどんどん着て行きます。
マリメッコの布でお洋服を作ると、それ1枚着るだけでよそ行きになるので便利です。
好きな洋服があると出かけるのが楽しくなって、仕事が休みの日も活動的になりました。
出かけたついでに用事も片付けるので、気分もすっきりします。
洋服作りは作ってる時も楽しいし、着ると気分も上がるのでおすすめですよ。